烏梅(うばい)|夏の暑気払いに

今年も酷暑が到来しました。

そんな夏の日に、夏バテ対策に良いという事で、烏梅(うばい)をいただく機会がありました。
話には聞いていたものの、烏梅を見るのは初めてでした。

袋を開ける前から、ふわりと燻製の香りが漂い、黒々とした姿もとても印象的です。

烏梅は、梅を燻して乾燥させたもので、古くから生薬として用いられ、「万葉集」にもその名が登場しています。

その製法には、手間と時間がかかります。梅を1日10時間、最低1週間以上じっくり燻し続け、水分をしっかり抜くことで保存しやすい状態に仕上げるそうです。

今回は、その烏梅を煮出して、お茶にしてみました。

煮出している間は、部屋いっぱいに燻製の香りが広がります。

できあがった烏梅茶は、梅らしい爽やかな酸味に、燻製ならではの香ばしく奥深い風味が重なり、どこか趣のある味わいでした。

梅にはクエン酸やリンゴ酸などの有機酸が含まれ、昔から暑い季節を健やかに過ごすための身近な食べ物として親しまれてきました。また、夏の暑気払いとしても大切にされ、日本の暮らしの知恵として受け継がれてきたそうです。

厳しい暑さが続くこの季節。古くから受け継がれてきた知恵に思いを馳せながら味わう烏梅茶は、とても新鮮でした。

烏梅茶 

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